エレキギターメンテナンス講座

2010/10/09

作曲・音楽理論

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今日はエレキギターのメンテナンスをしたので、ついでに自分用のメモ代わりに講座的な感じで公開。ちなみにオクターブチューニングは面倒なので今回は見送りました(あまり狂ってなかったので)

必要なもの。

・Ken Smith FORMULA POLISH 有名な?ケンスミスのポリッシュ。
・Lemon Oil レモンオイル。オレンジオイルもあります。
・クロス ボディ用と指板用で二枚あると便利。
・ギター弦 エリクサーの弦。三ヶ月以上持ちます。ゲージは09-42。
・ストリングワインダー 別に無くてもいいです。
・ニッパー 42程度なら普通ので十分

①弦をはずす(弦を緩めてニッパーで切断)

弦を緩めないで切ると冗談抜きで危ないので止めましょう。
はずした弦は危ないので、丸めておくと安全。
弦が刺さって出血したことがあります^^;

②ボディ磨き

ポリッシュを適当なクロスにつけて磨く。
弦が邪魔して普段磨けないところを綺麗にします。特にヘッドはホコリが凄い。

③指板磨き

レモンオイルで磨く。ボディに使ったのとは違うクロスが良い。
ローズウッド指板はレモンオイルじゃなくてオレンジオイルがいいらしいです?
磨いた後、オイルが残らないようにキッチンペーパーなどで拭き取る。
乾燥肌だったのが見違えるように潤います。
←これはローズ指板
ちなみにメイプル指板の場合は、ポリッシュで磨いてもOKとのこと。
(参考文献:ひと目でわかる!ギター・メンテ帳

④弦交換(レスポールタイプ、チューンOマチック)

チューンOマチックとは

主にギブソンが採用しているブリッジです。ネジを回すとオクターブチューニングが出来ます。右にあるのはストップテイルピースです。
ここではレスポールタイプの弦交換の説明になります。

ⅰ新しい弦をテイルピースに通します。もちろん太い方が6弦側です。
テイルピースを取り付けるところにあるマイナスネジは弦のテンション調整に使います。普通は右に回し切った状態でいいと思います。
ブリッジについている方(手回し)は弦高の調整が出来ます。チューンOマチックブリッジは簡単に弦高が変えられるのが良いです。弦が高すぎて弾きにくいと感じる場合は下げてみましょう。
リペアショップに調整お願いしたときは6弦側2.0mm、1弦側1.5mmでした。
*12フレット上の弦高です

ⅱ6弦からペグに巻いていきます。

弦をピンと張った状態から、ペグ間(6弦-5弦)の距離1.5倍程度を目安に戻し

内側に折り曲げ印をつけ、
ブリッジ側に伸びている弦の下をくぐらせ、さらに上に引っ張ります。

くぐらせた弦を引っ張りつつ、ブリッジ側に伸びている弦もなんとかして引っ張りつつ、ベグを左回しで弦を巻いていきます。巻いた弦が重ならないように注意。

巻いた後(6-5-4弦)

3-2-1弦は左右対称な感じで巻きます。ペグはあくまでも左回しです。

完成図

あまった弦はカットするか巻いておくか、ご自由にどうぞ。
弦交換時に以上のことをやっておくと良いです。特に指板は痛みやすいので(半年間放置してたら乾燥でひび入りそうでした...)

オクターブチューニングはいつか追記予定。


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