-Dogma in Event Horizon-
題意は事象の地平面の真実、といったところか。
(事象の地平面→情報は光や電磁波などにより伝達され、その最大速度は光速であるが、光などでも到達できなくなる領域(距離)が存在し、ここより先の情報を我々は知ることができない。この境界を指し「事象の地平面」と呼ぶ。)
Dogmaには教義とか教理って意味みたいだけど、ギリシャ語で「真実と思われること」とあったので独断と偏見で採用しました。
冒頭で42型ブラウン管がリフターの代わりと判明。
クリスティーナの解説
「つまり、偶然にも1階の42型ブラウン管がリフターの代わりとして作用していた。故に、工房が営業中でテレビが付いている時間しかDメールを送れなかった」
説明セリフお疲れ様です!
でも原作では偶然じゃなくてちゃんと推定してDメール実験してたはず?

助手が脳科学専攻とカミングアウト
「側頭葉に蓄積された記憶に関する神経パルス信号の解析」
記憶の吸出しおよびデータ化は理論的に可能らしい。
脳科学とか脳機能学は調べてみると面白いですよ。興味ある人は是非。
苫米地さんお勧め(笑
記憶の吸出しからデータ化(3.24TB?)、ブラックホールを利用して36byteに圧縮。転送は電話レンジ、転送先の位置情報は携帯電話を介するので問題なし?
ここまではいいとして、記憶の書き換えについての説明が無い。原作でも無かった気がする。ここが失敗する可能性のあるところってことでしょう。
今回は説明回でした。嵐の前の静けさとはこのことか。
ちなみに助手とルカ子のシャワーシーンはアニメではかなり残念なことになっています。気になる方は原作を。
STEINS;GATE 第12話 「静止限界のドグマ」
-Dogma in Ergosphere-
Ergosphereとはエルゴ球のことで事象の地平面と接している。≧。
エルゴ球の外側の境界が静止限界。
ブラックホールは回転しているので、事象の地平面とは別にエルゴ領域ってのが出来るみたい。11話のタイトルとほぼ同じ意味と捉えてよさそうか?

最期の日常回。
これから登山より長くて辛い下山が待っています。
何故こんなことになったのか。
今までの迂闊な岡部の行動を思い返してみるといいかもしれません。
第10話感想はこちら。