シュタインズゲートアニメ感想と若干の解説 (第17話~第20話)

2011/08/30

雑記

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Dメール取り消し編まとめ(第17話~第20話)
前回レビューから読み進めると話が繋がるのでおすすめです。

STEINS;GATE 第17話 「虚像歪曲のコンプレックス」

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虚像歪曲はDメールにより故意に変えられた世界線のことを指している?コンプレックスには一般的な劣等コンプレックスの他に感情複合という意味があるので、そっちの方?サブタイのMade in Complexから変化前と変化後の世界線の記憶を持っているフェイリスのことかも。

今までのDメールを順番に取り消していけば、まゆりが死なないβ世界線へ移動出来ると紅莉栖は推測。

助手「順番からみて次に取り消すべきなのは?」
岡部「フェイリスのDメールだな」

てなわけで、フェイリス回。
原作だと無駄に長い部分ですし、ばっさりカットで1話で纏まってて好印象。
作画良くてフェイリスがやたら可愛かったし、ラストのシーンもBGMが切なくて結構好きだったりします。
抱きしめるシーン&クリス嫉妬メールが無かったのは残念でしたけど。


「前世で大いなる闇と戦い、愛しあった仲」
フェイリスパパが生きていた世界線のことを示唆していて、深いセリフ。多分。


フェイリスって相手の眼を見ると、相手の思考を読み取る(嘘が分かる?)能力を持っていた気がするのですが、アニメでは設定そのものがカット?されていたせいで、岡部が本当のことを言っても信じてもらない感じに。代わりにフェイリスのリーディングシュタイナーが発動して、話している間に他の世界線のことを思い出しているみたいなので話が通じてました。
原作だと最後にチラッと思い出す程度だった気がする。

フェイリスのDメールは10年前に飛行機事故で死んだ父親を生き返らすという内容のものだった。フェイリス父生存=IBN5100はフェイリス誘拐(Sernの策略?)の身代金の為に売却、神社に奉納されないというロジックです。
このDメールを取り消すということはフェイリスパパの存在を消す事と同意であり、父親と過ごした時間(岡部と過ごした時間も)を忘れてしまうということだ。

誘拐は冗談 パパ愛してる また会おうね
取り消しDメールを送信 (0.409401 ⇒ 0.456914)


------------------α世界線(0.456914------------------

神社に奉納されたはずのIBN5100はまだありません。ではどこに?続く。


STEINS;GATE 第18話 「自己相似のアンドロギュノス」

アンドロギュノスは人間原初的な姿で、人間二人が一体となっているものらしい。人間二人が後に一人一人に分割され、恋愛に発展したことから男女一体=ルカ子のことだろうと思われます。自己相似(Fractal)はどんなに微小な部分を取っても全体に相似しているという意味。

男の娘が嫌いというわけではないけど、ルカ子はあんまり好きになれなかったり。
途中で出てきたミニスカメイドさんの方が気になる。


そんなわけで内容はカットで(笑

IBN5100は?
ルカ子「確かに去年のお正月までうちの倉庫にありました。でも、僕が壊しちゃったんです。倉庫の掃除をしていたときに」
なん、、だと。ルカ子が男に戻れば壊さないってことでしょうか。
なんだかなーって感じです。

29298318312929・・・
取り消しDメールを送信 (0.456914 ⇒ 0.523307)


------------------α世界線(0.523307)------------------

STEINS;GATE 第19話 「無限連鎖のアポトーシス」
STEINS;GATE 第20話 「怨嗟断絶のアポトーシス」

アポトーシスはあらかじめプログラムされた細胞死 (細胞の自然死)のことでネクローシスは突然死のこと。

萌郁回。19話に限ってはとてもいい出来。原作超えたかもしれん。
20話の大幅改変はやっぱりTV放映は無理だったから?引きは良かったです。

残すは萌郁のDメールを打ち消すのみとなり、萌郁の行方とまゆりの死のデッドラインをまずは調べることに。
なんやかんやあって、まゆりの事は紅莉栖に任せ、萌郁捜索に専念することになった岡部だが、アパートを見つけるも萌郁は自殺した後だった。
(19話のアバンの萌郁は自殺前?かFBのメールを初めて受け取る前か)

生前の萌郁に会う為にタイムリープを決行、
する前にまゆりの死のデッドラインをまだ確認していないことに気付き、紅莉栖からの連絡を待つ岡部。辛いシーンですけど、ここちゃんとやってくれて良かったです。


萌郁のメール内容は知っていたので、強引に携帯を奪い取り、Dメールを送信。
が、岡部のリーディングシュタイナーが発動しない!
萌郁は岡部に教えた内容とは違うDメールを送っていたのだ(萌郁は機種変後の携帯を所持していた)

IBN5100はもう目と鼻の先。
さすがに一筋縄では行きません。


ラスボスかよ(笑
狂乱する萌郁を押え込み、本当のDメール内容を聞き出すことに成功。
「レトロPCは柳林神社、至急回収せよ」こんな感じ。

今度こそ、取り消しDメールを送信。
が、またしても失敗!萌郁を動かすにはFBからの指示しかないのだろうか。
(萌郁からIBN5100の情報(在り処)をゲット)


IBN5100がコインロッカーに保管してあると知った岡部はバールのようなものを持ってラボを飛び出そうとするが、助手の必殺とおせんぼうが発動。

やたらカッコいい動きでお気に入りです。

このα世界線(0.523307)ではIBN5100は手に入らない?のだ。
萌郁のDメールを取り消すにはFBを突き止め、FBの携帯からDメールを送るしかないと考えた岡部は、IBN5100が保管されているコインロッカーに張り込みFBに接触することを試みる。
<中略>
FBの正体はミスターブラウンだった。
失敗したラウンダーは組織に消される(成功しても消される)と知っているミスターブラウンは、萌郁を殺し、自分も自殺。
(この辺原作と大分違いますが、特に言及はしません)

ミスターブラウンの携帯からM4(萌郁)に

IBN5100捜索 中止して待機絶対に動くな
取り消しDメールを送信 (0.523307 ⇒ 0.571046)

------------------α世界線(0.571046)------------------


無事IBN5100が手に入りやっと一安心と思いきや
紅莉栖の一言で岡部は思い出す。
ダイバージェンス1%越えは紅莉栖が殺された世界線だということを!
ここの引きは原作やってても鳥肌立ちました。いい演出。

第01話の「始まりの終わりのプロローグ」の題意が分かりますね。
Dメールを取り消していって、辿りついた結果がこれだよ。
α世界線ではまゆりが死に、β世界線では紅莉栖が死ぬ。
紅莉栖はもはや赤の他人ではない、いくつもの困難を共に乗り越えた戦友だ。
岡部の試練は続く。後4話で終わるとか信じられない。


第13,14,15,16話感想はこちら

Blogger Name : YDK
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