集合場所は新整備場駅すぐ近くのJALメンテナンスセンター1ビルです。
工場見学の前にはSKY MUSEUMが見学出来たり、航空教室(講習会)がありました。この講習会は面白いので真面目に聞いた方が良いですよ。興味深いお話でした。
講習会が終わるといよいよ工場見学へ。

そのスケール感に圧倒されながらも今まさにメンテナンスが終わって現場に帰還する飛行機にめぐりあう。貴重な機会だそうです。
先程の飛行機を真後ろから撮影。

飛行機を真後ろから撮影出来る機会なんてあんまり無いですよね。ボーイング777(トリプルセブン)覚えました。
工場内へ戻ります。

フラップです。翼からニョキニョキ生えてきて翼の形状が変わります。これは飛行機自体は巡航速度800~900キロ付近で飛ぶように作られているのですが、その速度に到達するまではフラップによって揚力を調整することで飛ぶことが出来るようになるとのことです。かなり重要な役割ですね。
飛行機を前から。

ピトー管(胴体前面の赤いタグが付いた突起物)。エアスピードを計測するための物です。詰まったり折れたりしやすそうなので4つも付いているのだと思う。
映画「ハッピーフライト」でピトー管が凍結して(ヒーターは修理中)エアスピードが出なくなったときに前述したフラップをいつ出せばいいのかも分かんねえよって騒いでいました。確かにそうですね。あ、でもノーフラップ飛行(ランディング?)も出来るようにパイロットは訓練を受けてるってツアーガイドの元機長が言ってました。速度を落とさないでランディングするんでしょうか...。
ホイールのディスクブレーキ。

ジェットエンジン。


ジェットエンジンのスラストリバーサー(逆噴射)は、使わなくても止まれるときはホイールのディスクブレーキ(+スポイラー、スピードブレーキ)だけで止まるそうです!知らなかったあ。スポイラーってのは着陸後に飛行機が浮かないように翼の上面がパタパタってなる部分のことで、パタパタってなって抵抗が増えて、それによって地面側に圧力がかかってホイールのディスクブレーキの効きがよくなるっていう仕組みです。
ツアーガイドの説明と共に十分に工場内を見学したところで解散となりました。
最後に。

映画の「ハッピーフライト」が大好きで何度も見直してるんですが、このツアーのおかげで不明点が氷解しました。飛行機好きとハッピーフライト好きにはオススメですよ(そりゃそうだ
(撮影:Canon EOS 6D MarkⅡ / EF24-70mm F2.8L II USM)